宿守が想う「西表島での過ごし方」

宿守/General Manager 
寺島 玄

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私の最初の西表島

私が初めて西表島を訪れたのは、もう15年以上前のことです。

その時は一人旅でした。

仲間川の遊覧船に乗り、川をゆっくりと上っていきました。
両岸には、一面に広がるマングローブの森。
それまで見たことのない景色でした。

川を進んでいく途中で、
カヤックに乗って川を進んでいる人たちが見えました。

その姿を見たとき、ふと思いました。

これは日帰りで来る場所じゃない。

そしてもう一つ思いました。

次は泊まりで来て、この川をカヤックで進んでみたい。

それが、西表島との始まりでした。

西表島は、一度ではわからない

その後、何度もこの島を訪れるようになりました。
初めて来たときには気づかなかったことが、
訪れるたびに少しずつ見えてきます。

森の深さ。
川の流れ。
空気の匂い。
夜の静けさ。

西表島の魅力は、
一度の旅行で分かるようなものではないのだと思います。
むしろ、何度か訪れることで、
少しずつこの島の良さが分かってくる。
そんな場所なのだと思います。

この島の楽しみ方

西表島は、ただ景色を見るための島ではありません。

森や川、海の中へ入り、その自然の中で時間を過ごすことで、
この島の魅力を感じることができます。

カヤックで川を遡り、森を歩き、滝を目指す。

そんな時間を、ガイドとともに過ごす。

それが、この島の楽しみ方だと思っています。

もちろん、宿でゆっくり過ごす時間も大切です。

アクティビティから戻ったあと、夕方の静かな時間を過ごす。

風の音や虫の声、夜空の星。

西表島では、何もしない時間もまた贅沢です。

ガイドという存在

西表島の自然は、とても奥深いものです。

森や川の中へ入ると、そこには思っている以上に多くの生き物や
さまざまな自然の表情があります。

けれど、それはただ歩いているだけではなかなか気づきません。

この島では、
ガイドという存在がとても大切だと思っています。

森の歩き方。
川の流れ。
植物や生き物のこと。

ガイドと一緒に過ごす時間の中で、
この島の自然は少しずつ見えてきます。

西表島には、
それぞれ個性のあるガイドがたくさんいます。
ぜひご自身に合いそうなツアーやガイドを探してみてください。

もし迷われた場合には、滞在日程やご希望に合わせて
ご相談もお受けしています。

滞在日数について

西表島を訪れるなら、
最低でも 3泊 をおすすめしています。

3泊あれば、移動日を除いて
2日間しっかりと島で過ごす時間が取れます。

理想を言えば 4泊。
2日間アクティビティに出かけ、
もう1日は自由に過ごすことができます。
もう一度ツアーに出てもいいですし、
宿でのんびり過ごすのも良いと思います。

西表島では、
「何もしない時間」もまたとても贅沢な時間になります。

島を離れた後は石垣島でのリハビリも

もし時間があれば、
西表島のあとに 石垣島で1泊する旅程もおすすめです。

西表島で数日過ごすと、
この島の静かな時間にすっかり慣れてしまいます。

その状態で石垣島に渡ると、
石垣の街が少し都会のように感じられるかもしれません。

コンビニに立ち寄ったり、
街を少し歩いたり。

そんな時間を過ごしてから帰ると、
西表島から日常へ、
ゆっくりと気持ちを戻すことができます。

旅の最後に、
少しだけ「リハビリ」の時間をつくるような感覚です。

ワーケーションという過ごし方

この島では、
ワーケーションという過ごし方もおすすめです。

西表島の朝はとても静かです。
まだ観光の動きも少ない早い時間に、
カヤックで川へ出かける。
水の音と森の気配の中で過ごす時間は、
一日の始まりとしてとても気持ちの良いものです。

宿に戻って朝食をとり、
そのあと少し仕事をする。
午後はまた自然の中へ出かけてもいいですし、
宿でゆっくり過ごすのも良いと思います。

最近は、働き方も少しずつ多様になってきました。
もちろん、すべての仕事がこのような形でできるわけではないと思います。
けれど、場所を変えて仕事をすることで、
気持ちや視点が少し変わることもあります。

自然の中で過ごす時間と、
仕事の時間。

その両方を大切にしながら過ごすことも、
ひとつの旅の形かもしれません。

私自身も、そんな時間の使い方をしながら、
この島に通い続けてきました。

この宿について

この宿は、
そんな西表島の時間を
ゆっくり味わうための場所として作りました。

自然の中で遊び、
宿に戻って静かな時間を過ごす。

そんな滞在を楽しんでいただけたら嬉しく思います。

西表島は、
一度ではなかなか分からない島です。

けれど、何度も訪れたくなる島でもあります。

この島では、急がなくてもいい時間が流れています。

森の中の静けさや、
川の流れ、
夜の星空。

そんな時間を少しでも感じていただけたら、
きっとまたこの島に来たくなると思います。

この宿が、
そのきっかけになれば嬉しく思います。

西表島に来たら、
ぜひ森や川の中へ出かけてみてください。

2026年3月吉日

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